RedmineにてAPサーバとDBサーバを分離させる

Raspberry Piを使うにあたって APサーバとDBサーバを分けられないか?と考えている。書き込みの多いDB処理をSDカード内で行う、ということに不安を覚えているからである。 考えている手段は以下の通りである。 ・Raspberry PiをHDDから起動する ・DBのデータを外付けのストレージに移し、そこから読み書きさせる ・データは外部サーバやクラウドに任せる 今回は、3番目を採用する。 用意するもの Raspberry Piとクラウドを用意すればよかったのだが、まずは仮想環境間でやってみることにする。 ・仮想端末2台 Virtualboxにて作成  OS:CentOS7.2  メモリ:1GB  ストレージ: »

Linuxマシンを調達する方法を考える

とある先輩エンジニアからの話 「Linuxマシンを買うとか斬新」 「隣の若者達がlinuxのマシンの調達の話をしてたのに、ラズパイ買う方が良いとなんか飛躍してる。」 自分が尊敬している先輩エンジニアのツイートを読み、少々考えてみることにした。確かに斬新だ。 Linuxマシンを調達する 調達方法を考えてみることにする。ただし、新品に限る、という条件をつける。 ・Intel NUC Intel NUCといえば小型PCベアボーンであるが、性能はピンキリである。Celeronを搭載して安めに設定しているものもあれば、Core iシリーズでハイスペックに仕上げたものもある。長所は「パソコンそのものなので普通に利用できる」だろうか。短所は「拡張性のなさ」だが、 »

ジャンクノートにCentOSを入れて監視を担当させる

手っ取り早くサーバを調達したいなら 物理的に用意するなら、Raspberry PiとSDカードを用意するのが安上がりかと思われる。ただし、CPUがARMなので、普通のPCやサーバ(どちらもx86かx64)で使われるプログラムが使えない。Web三層サーバは普通にインストールできるが、他についてはインストールできなかったりする。サーバとしての実績はあるので、あとはARMでも使えるシステムを構築する必要があると考える。 論理的に用意するなら、仮想環境に手を出すのもいい。VMwareやVirtualboxが挙げられるが、ネットワーク設定などが少々特殊であるようで、ちょっとだけ注意が必要と思う。 調達するなら、VPSやクラウドのほうが手っ取り早く、安上がりといえる。クレジットカードが必要だが、初期費用や維持費は少なくて済む。物理的に用意するのとどっちがよいかは、一概には言えない。 今回はジャンクノート( »

Raspberry Piをサーバーとして使う その2補足 CentOS7を無線LANに接続する

Raspberry PiにCentOSはあるけれど 今までは、OSをRaspbian中心にして記載していた。HypriotもDebian準拠のため、同じ類である。 しかし、CentOSもRaspberry Pi用のものが提供されている。CentOSと同じように利用できるので、いずれ何かしらで利用しようかと考えている。今回は、利用しようとして引っかかった例を挙げる・・・と言うか、Raspberry Pi版だけではないようだが・・・ iwconfigがない? iwconfigコマンドはネットワークに関するコマンドで、無線LAN接続を取り扱っている。LPICレベル2に登場する。LinuxOSに類するRaspbianでは、iwconfigは存在している、のだが・・・ CentOS7に、iwconfigコマンドがない、ということが分かった。 »

Raspberry Piをサーバーとして使う その2

前回のあらすじ 前回は、Raspberry Pi3にRaspbianをインストールし、ユーザーIDの設定を行った。visudoを使って管理者権限を操作したため、新規作成したユーザーIDはsudoを使って様々なコマンドを実行できるはずである。初期IDは不要であり、かつデフォルトとして知られていて危険なので、削除した。 無線LAN接続と固定化 初期設定では、無線LANインターフェース(wlan0)が無線LAN親機と接続していないため、IPアドレスが割り振られていない。GUIで設定すると簡単に済むが、以下のコマンドでもできる。SSHでリモート接続しているので、コマンド実行を採用する。 $ sudo iwconfig wlan0 essid [無線LAN親機のESSID] key »